ガーデニング:おすすめシンボルツリーSYMBOL TREE
ハナミズキ
桜と入れかわるように咲くハナミズキは明るく目をひく大きな花を咲かせます。開花期が長いのも特徴です。
家庭の庭で大変人気のある花木です。洋風・和風のどちらの建物にも合います。また、晩夏から初秋に色づく果実や、秋の紅葉を楽しむことができます。
・開花期 4月中旬〜5月中旬。(白・赤・ピンク)
・耐寒性・耐暑性はやや弱い。
シマトネリコ
大変丈夫な樹木ですから、病気や害虫に目立ったものもなく、管理も楽です。剪定にも耐えてよく芽を吹き、よい樹形を保ちます。
・雌雄異株で成木になると、白い小花を密に咲かせます。
・一年中葉をつける常緑樹。
ヤマボウシ
日本在来の樹木。6〜7月ごろに白い花を咲かせます。
花・果実・秋の紅葉と三拍子そろった木として有名。
庭木には最適な樹木です。
・乾燥させない、水はけをよくするこが必要。
ソヨゴ
常緑の小さい葉と自然な樹形が好まれ、洋風の庭に合う樹木としても親しまれています。病害虫にも大変強く、育てやすい木です。
花は6月ごろに咲き、白く小さな花をつけます。秋になればさくらんぼに似たような形の実をつけます。
あまり大きくなり過ぎないようにしたい場合は、秋に剪定を行うことで好みの大きさを保ちます。
・夏の強い日差しには弱いため、直射日光を防ぐ場所に置くことが重要。
・雌雄異株。実を付けるには2本植える必要があります。
エゴノキ
5月下旬頃、スズランのように白い小花を大量に枝から吊下げたように咲かすのが特徴。満開時期はとてもきれいです。
・落葉中木。
・テッポウ虫に弱く、被害に合うと幹は枯れてしまうので注意が必要。
・やや湿り気のある土を好む。半日陰でも育つが、西日のあたらない場所に植えるのがおすすめ。夏の乾燥に注意。
アオハダ
アオハダは樹皮が灰白色で薄く、幹を剥がすと緑内皮が緑色であることからアオハダ(青膚)と名付けられた雌雄異株です。落葉高木樹。
5〜6月頃、枝先に可愛らしい小さな緑白色の花が束状に咲きます。夏は柔らかい葉が涼しげな風景を作り出してくれ、秋には葉が黄色に紅葉し、実が赤く熟します。
・水やりは晴天が続き、ひどく乾燥している場合を除き必要なし。
・自然な樹形がよく、強い剪定はなるべく避ける。剪定す場合は、伸びすぎたり、邪魔な枝の間引き程度を落葉時期に行います。自然体が基本なので、毎年少しづつ樹形を整えて行くとよい。
シャラ
別名ナツツバキ。初夏に咲かせる白い花と、涼しげな美しい幹でお庭に上品さを与えてくれます。
和風・洋風を問わずどんな庭にも合います。
・落葉広葉樹。
・6〜7月に開花。
・半日陰を好む。あまり日当たりの良い場所は避ける。
・強い剪定はなるべく避ける。
ヒメシャラ
夏を彩る清々しい花木。気品漂う凛とした姿が美しい人気の樹木です。和風・洋風問わずどんな庭にも合います。
剪定をしなくても端正な樹形を維持できるというのも人気のひとつ。また、葉張りも狭いので、狭い庭などには最適です。鉢植えもおすすめ。
・落葉広葉樹。
・6〜7月頃に開花。
・半日陰を好む。あまり日当たりの良い場所は避ける。(シャラに比べてより乾燥に弱い)。
・強い剪定はなるべく避ける。
イロハモミジ
美しい紅葉と風情のある株姿が人気の樹木です。
非常に丈夫で、安心して育てられます。
和風・モダン・ナチュラルな雰囲気の庭にとても似合います。自然樹形も見どころなので横幅はある程度確保することをお勧めします。狭い庭では株立ちのものを用いるとまとまりやすいです。
・落葉高木樹。
・西日の当らない場所に植える。株の根元に直射日光が当らないように注意する。
・耐寒性は強い。
オリーブ
オリーブの葉は細かい枝が多く出て、表は緑色、裏は銀白色を帯びているのが特徴です。常緑樹でありながら重さを感じさせないので、南欧風の明るいイメージです。樹姿にも人気があり、近年若いひとにとても人気のある常緑樹です。
プロバンス風の建物によく合います。
・耐寒性はありますが、寒い土地での庭植えは不向き。
・やや乾燥気味の環境を好みます。
・一年中葉をつける常緑樹。
ジューンベリー
四季を通じて見どころがあり、すっきりとした樹姿が人気。病気にも強く丈夫で手間はほとんどかかりません。枝が細く、背丈が低いので管理しやすい。
4〜5月に純白の花が全体を覆うように咲き、6月に実がなります。果実は甘く、ジャムや果実酒として利用できます。
鉢植えもおすすめ。
・落葉高木。
・日当たりが良いところが適しているが乾燥しすぎに注意。
・耐寒性に強い。